ひなまつり群馬ドライブ~世界遺産・富岡製糸場@富岡市
2018年 03月 12日
せっかく群馬に来たのだから、世界遺産の富岡製糸場を見ておこうと。
まだ指定されたばかりのころ、一度来たのですがあまりの混雑に断念したのでリベンジできて嬉しい!
当時の建物が現存しているというのがすごい。どこをどう見ていいのやら・・・
結果これは大正解。
そもそもなぜ世界遺産になったのかというと、145年前の建物がほぼ当時のまま残っているということ、そしてここで技術指導者(工女)を育成し製糸業を日本全国に普及させたこと、また当時としては画期的だった労働条件(日曜休み・食事付・工場内に診療所ありなど)。いわば日本の産業革命はここから始まったとも言えるそうです。なるほどー!
国宝に指定されている東置繭所。いわば繭の倉庫です。
乾燥させた繭を保管していた2階を見学することができます。その広さと重厚感に圧倒されます。
もう夕方で日も暮れかけていましたが、確かに明るい!
この機械も、メンテナンスすればちゃんとまだ使えるんですよ。すごいなぁ。
屋根は土居葺きと呼ばれる、薄く切った杉板を重ねていくという気が遠くなりそうな工法ですが、竹釘を使うことにより長い年月建物を維持できるそうです。
窓からは製糸場全体を見ることができますよー。(これは写真OK)
何がすごいって、石積みの足が免震構造になっているということ。この構造により現在までに大きな地震が何度もあったけれど無傷で残っているのです。
そして高さのある場所から水圧を利用して工場全体に水を供給するという、今の水道の原理が当時から使われていたということ。各所にガイドさんが立っていてそんなお話を聞かせてくださるので気軽に声を掛けてみてください。
ガイドさんの力は大きかったかも。もし行かれたらぜひぜひツアーに参加してほしいです!
詳しくは富岡製糸場のHPで!
最後にお得情報をひとつ・・・
富岡製糸場入り口手前の「信州屋」さんで入場券を販売しています。
こちらで購入すると名物の和風絹しゅうまいが2個とお茶のサービスがありますよ♪
アツアツで美味しかったな~。
駐車場のおばちゃんに教えてもらって、私たちもこちらで入場券を買わせていただきました^^
最後に星の王子さまの世界を再現した寄居PAで休憩。